ハナビシソウ

学名:Eschscholzia californica  

ハナビシソウ(花菱草)[別名:カリフォルニアポピー] ケシ科ハナビシソウ属

アメリカ合衆国西部原産で、観賞用に栽培される1年草。

丈は30-60cm。基部からよく分枝し、葉は根生し、羽状複葉で裂片は糸状。節から長い花茎を伸ばし、先端に径7-10cmの1個の花を付ける。原種の花は橙黄色だが、現在では白・黄・赤・淡紅・橙赤など多くの花色の園芸品種が作出されている。大輪咲きや八重、半八重咲きの他、矮性種や高性種もある。花は日中開き、夜や曇天では閉じる。
花期は4-6月。
果実は蒴果で、長さ10cm、成熟すると裂けて多数の種子を飛散する。

※ 名は、花を上から見ると、家紋の1つの花菱に似ているため。
 明治時代に渡来。
 [近縁種]
  ヒメハナビシソウ:草丈30cm程、花も4cm程と小柄で、鉢植えやプランター植えに栽培される。
           学名はEschscholzia caespicata。


主写真撮影日:2013-05-17   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO