アズキ

学名:Vigna angularis  

ヤブツルアズキ(小豆、荅) マメ科ササゲ属

東アジア原産のヤブツルアズキを品種改良したと推定される作物で、日本の本土全域で栽培されるが、主産地は北海道で、収穫量の8割以上を占める、1年草。

丈は30-70cm。茎は直立して、その先端は蔓性になる。株全体に茶色い短毛がある。葉は、3出複葉、長い柄があり卵円形、小葉は長さ6-10cm、幅2-6cm、全縁または浅く3裂する。夏に葉腋から花穂を出して、3-10個の淡黄色~淡白色の蝶形花を付ける。
花期は7-9月。
豆果は長さ5-8㎝、中には10個程の赤茶色の種子が入る。

※ 名は、古名アカツキが訛ってアズキになったもの。アカツキについては不明。


主写真撮影日:2015-08-19   撮影地:長野県小海町
撮影者:MOMO