カラハナソウ

学名:Humulus lupulus var. cordifolius  

カラハナソウ(唐花草) アサ科カラハナソウ属

北海道・中部地方以北の本州の、山地に生育する蔓性の1年草。

茎に下向きの刺がある。葉は対生し、長さ5-12cmの広卵形、普通3個(0-5)個に浅~中裂し、先が尖り、基部は心形で、粗い鋸歯がある。両面に粗い毛があってざらつく。葉柄は長い。雌雄異株。雄花序は長さ10-15cmの円錐花序、雌花序は球果状で短い柄で下垂し淡緑黄色。包葉は花期後に増大し、乾いた膜質で黄褐色を帯びた腺点がある。
花期は8-9月。
果実は痩果、レンズ状で径2.5-3mm、細かな凹点と黄色の腺点がある。

※ 名は、果穂が唐花模様に似ていることから。
 母種はビールに使うホップ


主写真撮影日:2015-08-19   撮影地:長野県小海町
撮影者:MOMO