キクイモモドキ

学名:Heliopsis helianthoides var. scabra  

キクイモモドキ(菊芋擬)[別名:ヒメヒマワリ] キク科キクイモモドキ属

北アメリカ東部および中部原産で、明治の中頃に渡来した観賞用に栽培される多年草。

丈は50-150cm。株もとより分枝して叢生し、茎や葉には剛毛がある。葉は対生し、卵形または長卵形でやや薄く光沢があり、縁には粗い鋸歯がある。上部の枝先に径5-6cmの頭花を1個付ける。舌状花の数は8-15個。
花期は7-10月。
果実は痩果。

※ 名は、キクイモに似た花を咲かせ地下茎に塊茎を作らないことから。
 別名のヒメヒマワリは、別属のヒマワリ属にもあるので注意が必要。ヒマワリ属のヒメヒマワリは葉が互生する。


主写真撮影日:2015-08-01   撮影地:長野県松本市
撮影者:MOMO