学名:Leonurus macranthus
キセワタ(着せ綿) シソ科メハジキ属北海道・本州・四国・九州・沖縄の、山地の草原に生育する多年草。
丈は60-100cm。茎は四角形で直立する。葉は対生し、短い柄があり、長さ5-9cmの狭卵形~卵形で、全体に粗い毛があり、縁には粗い鋸歯がある。花は茎上部の葉腋に輪生し、淡紅紫色、2唇形で長さ2.5-3cm。外面は白毛が多い。萼は5裂し、裂片は鋭い刺状。
花期は8-9月。
果実は、4分果になる。
※ 名は、花の外面に白毛が多く、綿で花が覆われたようにみえることから。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。
主写真撮影日:2015-07-26 撮影地:山梨県富士河口湖町 竜ヶ岳
撮影者:MOMO