コエビソウ

学名:Justicia brandegeeana  

コエビソウ(小海老草)[別名:ベロペロネ] キツネノマゴ科キツネノマゴ属

メキシコ・西インド諸島原産の、観賞用に栽培される、半常緑低木。

樹高は30-100cm。葉は卵形で長さ3-8㎝、全体に毛が生える。花は筒状で、頂生および腋生する円錐花序につき、花茎はアーチ状に曲がる。個々の花は小さく短命だが、淡緑から赤褐色の苞は長期間色が残って観賞できる。四季咲性だが、春から夏に多く咲く。きれいに重なった赤褐色の包葉から,下唇弁に紫紅色の斑点のある白い花が突き出す。
花期は5-11月。

※ 名は、花のつく穂が苞(ほう)に覆われていて、その形が小海老の尻尾に似ていることによる。


主写真撮影日:2015-07-12   撮影地:神奈川県真鶴町 お林展望公園
撮影者:MOMO