サンゴシトウ

学名: Erythrina × bidwillii  

サンゴシトウ(珊瑚紫豆、珊瑚刺桐)[別名:ヒシバデイゴ] マメ科デイゴ属

シドニー植物園で作出されたアメリカデイゴとエリスリナ・ヘルバケアの交配による園芸種で、観賞用に植栽される落葉低木。

樹高は2-4m。枝は褐色を帯びた緑色。長い葉柄を持ち、葉は菱形広卵形で3出複葉、長さ8-11cm、洋紙質で頂小葉が大きい。枝先に総状花序を出し、赤紫色または暗赤紫色の花を開く。旗弁が開かないため筒状になる。
花期は6-9月。
豆果は木質で鎌形で、暗褐色に熟す。

※ 名は、珊瑚のような赤い花を付け、幹に刺を有し、キリ(桐)のような幹を見せることから。


主写真撮影日:2015-07-12   撮影地:神奈川県真鶴町 お林展望公園
撮影者:MOMO