トウモクレン

学名:Magnolia quinquepeta var. gracilis  

トウモクレン(唐木蓮)[別名:ヒメモクレン] モクレン科モクレン属

中国原産の園芸樹で、庭木や公園樹としてよく植栽される落葉低木。

樹高は2-3m。株立ち状になる。葉は互生、葉身は狭倒卵形で、長さは8-13cm、縁は全縁。葉の幅は母種のモクレンより狭い。葉の展開と同時に枝先に赤紫色の花を付ける。花被片6個の長さは7cm程、内側は白っぽく、先端がやや尖る点がモクレンとの相違点。
花期は3-5月。
果実は袋果が集まった集合果。

※ 名は、原産地に由来。
 [近縁種]
  モクレン  :低木または小高木。葉は長さ8-20cmの倒卵形。
         外側の花被片3個は小さく萼状、内側の6個は花弁状で余り開かない。
         花被片は、全体に紅紫色。別名はシモクレン(紫木蓮)。
  ハクモクレン:高木で高さ15m程になる。花被片は9個あり、白色ですべて花弁状。
         別名はハクレン(白蓮)。


主写真撮影日:2015-03-22   撮影地:神奈川県逗子市
撮影者:MOMO