学名:Aizoaceae  

ハマミズナ科

ナデシコ目に属する双子葉植物。
ほとんどが草本であるが、茎が木質化するものもある。葉は一般に多肉(稀に鋸歯を持つ)で、扁平なものからマツバギクのように細いもの、また、リトプス属のように極端に退化し茎と一体化して石ころのように見えるものまで、多種多様。花はほとんどの種で両性花、放射相称で、葉腋から1個または数個の花が出る。花弁はないか、または雄蕊由来の花弁が多数ある。萼は5枚前後で、下部が融合する。果実は蒴果で、内部に1個または複数の種子を含む。
全地球的には、約126属1,100種が存在する。
日本には、1属1種、ツルナのみが自生していたが、帰化植物として、ミルスベリヒユ(ハマミズナ)、マツバギクやハナヅルソウ(ハナツルクサ)など野生化しているものが数種ある。