ツワブキ

学名:Farfugium japonicum  

ツワブキ(石蕗、艶蕗) キク科ツワブキ属

本州・四国・九州の、 海岸の岩上や林縁に生育する多年草。

丈は60-100cm。葉は長さ10-40cmの柄があり、葉の幅は6-30cmの腎心形、表面に光沢がある。葉柄の基部は鞘状になる。頭花は径4-6cm。総苞は長さ12-15mm、鐘形~広い筒形。総苞片は1列、総苞基部に小苞(総苞外片とすることもある)がある。
花期は10-12月。
果実は痩果は長さ6-7mm、上向きの毛があり、冠毛は淡褐色。

※ 名は、艶葉蕗(つやばぶき)、つまり「艶のある葉のフキ」から転じたと推定される。
 海岸近くに多く、庭にもよく植えられる。


主写真撮影日:2013-11-17   撮影地:神奈川県横須賀市 観音崎公園
撮影者:MOMO