メタセコイア

学名:Metasequoia glyptostroboides  

メタセコイア(Metasequoia)[別名:アケボノスギ] ヒノキ科メタセコイア属

中国南西部原産で、公園や街路樹として多く植栽されている落葉高木。

樹高は20m、径50cmほどになる。樹皮は赤褐色、縦に粗く裂け剥がれる。葉は側枝に対生する。葉身は長さ2-3cm、幅約1mmの扁平な線形で柔らかい。晩秋に赤褐色に色づき、側枝ごと落ちる。雌雄同株で、雄花は長さ約5mmの楕円形、枝先から垂れ下がった長い花序に多数付く。雌花は緑色で、短枝の先に1個ずつ付く。
花期は2-3月。
球果は径約1.5cmのやや長い球形で、10-11月に熟す。果鱗が開いて種子を出した後、多くは落下するが、枝に残るものもある。

※ メタセコイア属は絶滅種と判断されていたが、1945年に中国の揚子江支流で発見されて、生きている化石として有名になった。
 成長が早く樹形が美しいため、多く植栽されている。


主写真撮影日:2014-10-29   撮影地:神奈川県相模原市緑区 津久井湖城山公園
撮影者:MOMO