シャクチリソバ

学名:Fagopyrum dibotrys  

シャクチリソバ(赤地利蕎麦)[別名:シュッコンソバ、ヒマラヤソバ] タデ科ソバ属

カシミールの高地地帯原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、道端や畑・河原などに生育する多年草。

丈は30-100cm。茎は中空。塊状の根茎を持つ。葉は長さ4-12cm、幅3-11cmの三角形で基部は切形~浅い心形。葉柄は長さ2-10cm。托葉鞘は長さ5-10mm、膜質で縁毛はない。花は葉脇から出る柄の先に総状花序に付く。花被片は白色、長さ約2.5mm、5個。
花期は7-10月。
痩果は長さ6-8mm、栗褐色に熟し、三角錐形。

※ 名は漢名の「赤地利」に由来。
 明治時代に薬用植物として導入されたものが逸出。


主写真撮影日:2013-10-21   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO