シオン

学名:Aster tataricus  

シオン(紫苑) キク科シオン属

本州の中国地方・九州に稀に野性があるが、庭などに植えられることが多い。栽培種は朝鮮や中国から渡来したもので、昔から観賞用によく栽培され、ときに逸出する。

丈は100-200cm。茎には疎らに剛毛がある。根生葉は花の頃には枯れるが、大型の箆状長楕円形で、大きいものは長さ65cmにもなる。茎葉は長さ20-35cm、幅6-10cmの卵形または長楕円形で、先端は短く尖る。上部のものほど小さく、幅も狭い。頭花は径3-3.5cm。舌状花は1列で淡青紫色。花柄には短毛が密生する。総苞は長さ約7mmの半球形。総苞片は3列で先は尖り、縁は乾膜質。外片は少し短い。
花期は8-10月。
果実は痩果で、長さ約3mmのやや扁平な倒卵状長楕円形で黒紫色を帯び、毛がある。冠毛は汚白色または赤みを帯び、長さ6mm程。

※ 名は、漢名の紫苑の音読み。
 [近似種]
  チョウセンシオン:草丈が低く、葉が厚い。花が径4-6㎝と大きく、夏に咲く。冠毛は無い。


主写真撮影日:2016-10-02   撮影地:山梨県大月市 (植栽)
撮影者:MOMO