キハギ

学名: Lespedeza buergeri  

キハギ(木萩) マメ科ハギ属

本州・四国・九州の、山野の日照の良い場所に生育する落葉低木。

樹高は1-3m。幹は灰褐色、樹皮が浅く縦に裂ける。枝には微毛が密生する。葉は互生し、3出複葉。小葉は長さ2-4cmの長卵形~長楕円形で先は尖り、やや白味を帯びる。葉表は無毛、葉裏には絹毛がある。葉縁は全縁で波打つ。花は長さ2-7cmの総状花序に付き、長さ約1cm、淡黄白色の蝶形花。翼弁が紅紫色、旗弁の中央部分にも紅紫色の筋がある。
花期は6-9月。
果実は長さ約1.5cm、毛が散生し先が尖り、1種子が入る。種子は長さ3.5-4mmの扁平な惰円形、橙色。

※ 名は、木立になることから。


主写真撮影日:2014-09-15   撮影地:神奈川県愛川町
撮影者:MOMO