学名：Ipomoea lacunosa
マメアサガオ(豆朝顔)[別名：ヒラミホシアサガオ] ヒルガオ科サツマイモ属北アメリカ原産で、北海道・関東地方以西の本州・四国・九州・沖縄に生育する蔓性の1年草。
葉は普通、長さ5-10cm、幅8cm以下の卵形～長卵形、3裂することもあるなど変化が多い。花は1-3個付く。花の径約15mm。花冠を上から見ると５角形になる。花冠は長さ約20mm、普通、白色。まれに淡紅色のものもある。雄蕊5個、花糸は白色、葯は紫色。花柄に稜があり、いぼ状の突起が密生する。
花期は7-9月。
果実は幅約10mm以下の扁平球形で、熟すと萼が次第に平開する。球を4個分割した形で、1つの果実に種子が4個入る。種子は長さ約4mm、表面が平滑で、光沢があり、熟すと黒褐色になる。
※ 名は、アサガオに似で小さい花を付けることから。
白花をf. lacunosaとし、淡紅色花をベニバナマメアサガオf. purpurataと別品種に区別することもある。
[近縁種]
ホシアサガオ：花色が淡紅色で、中心部が濃紅色になり、花柄のいぼ状の突起の高さが低い。
果実がやや縦長の球形で、種子が小さい。
主写真撮影日：2014-09-12 撮影地：東京都町田市
撮影者：MOMO