学名：Anemonopsis macrophylla
レンゲショウマ(蓮華升麻) キンポウゲ科レンゲショウマ属東北地方南部から近畿地方にかけての本州の太平洋側の、山地から深山のかけての湿り気のある林下に生育する多年草。
丈は40-80cm。花茎の下部に茎葉と根出葉がある。葉は2-4回3出複葉で、小葉は卵形、粗い鋸歯を持つ。茎の上部に、丸い蕾を付ける。赤みを帯びた光沢のある薄紫の花が、様々な方向を向いてやや下向きに咲く。花径は約3.5cm。萼も花弁も共に花弁状に見える。萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見える。
花期は7−8月。
果実は先の尖った袋果で2-4個付く。
※ 名は、花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ていることから。
主写真撮影日：2005-08-14 撮影地：長野県松本市四賀
撮影者：MOMO