エチゴキジムシロ

学名:Potentilla togasii  

エチゴキジムシロ(越後雉蓆) バラ科キジムシロ属

新潟県葦北の本州の日本海側の、山野の道端・林縁・草原などにに生育する多年草。

丈は15-30cm。、四方に茎を伸ばし、細い花茎の先端に鮮やかな黄色の花を疎らに付ける。小葉は5枚で、3枚は先の方で大きいが、下方の1対は小さく、ときに消失する。枝先に径約20mmの黄色の5弁花を付ける。萼片は5枚で披針形、花弁も5枚で倒卵形になる。花の基部はオレンジ色が掛かる。
花期は4-6月。
果実は痩果、萼が花後果実を包み、熟すと開く。

※ 名前は、キジムシロに良く似て新潟県以北の日本海側が主な生育地であることから。


主写真撮影日:2015-05-21   撮影地:長野県松本市 上高地
撮影者:MOMO