センダイスゲモドキ

学名:Carex sendaica f. simplex  

センダイスゲモドキ(仙台菅擬) カヤツリグサ科スゲ属ナキリスゲ節

本州・四国・九州の、海岸や低山地の疎林に生育する多年草。

短く伸びる太さ1-2cmの太い根茎があり緩く叢生する。茎は葉とほぼ同長。雌雄性で幅3.5-4mmの小穂を7-8個付ける。
花期は9-10月。

※ 名は、センダイスゲに似ていることから。
 [近縁種]
  センダイスゲ:細長い根茎があり、疎らに生える。
         丈は30-40cmで、ナキリスゲより低く、小穂は茎に5個前後付き頂部に集まる傾向がある。
  ナキリスゲ :根茎は短く、叢生して大形の株になる。
         丈は50-70cm。小葉は茎に10個前後付き、茎ごと垂れる。
  コゴメスゲ :根茎は短く、叢生して大形の株になる。
         丈は50-60cm。茎は葉より著しく長い。小穂の軸は分岐が多く、多数花。         


主写真撮影日:2012-09-22   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO