アレチヌスビトハギ

学名:Hylodesmum paniculatum  

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) マメ科ヌスビトハギ属

北アメリカ原産の帰化植物で、東北地方南部以西の本州・四国・九州・沖縄の、道端や荒地に生育する多年草。

丈は50-100cm。茎には開出毛が多い。葉は3小葉、小葉の長さは5-8cm、幅1-4cmの狭卵形、先が細長く尖り、両面に毛が生え、葉脈が縁まで届かない。花は帯青紫色で、長さ6-9mmの蝶形花、ヌスビトハギよりやや大きい。旗弁の基部に黄色の点紋が2個ある。花はしぼんでくると青色に変わる。
花期は7-9月。
豆果は節果で、小節果は2~6個、小節果のくびれが浅い。小節果には曲がった毛があり、衣服にくっつく。

※ 名は、ヌスビトハギの仲間で、荒地に生育することから。


主写真撮影日:2012-09-20   撮影地:東京都町田市
撮影者:MOMO