ボタンキブネギク

学名:Anemone ×hybrida  

ボタンキブネギク(牡丹貴船菊)[別名:シュウメイギク、バラザキシュウメイギク] キンポウゲ科イチリンソウ属

中国から古い時代に入ってきた帰化植物のシュウメイギクとネパール原産のアネモネ・ビティフォリア(Anemone vitifolia)を交配した園芸品種の多年草。

丈は50-150cm。地下茎を伸ばし、群生する。茎は分枝する。葉は3出複葉、小葉は長さ5-7cm、3-5浅裂~中裂する。花弁に見える萼片が一重で巾も広い。花径4-6cmで枝先に付き、色は赤紫色、白色、桃色で5-6個付ける。
花期は9-11月。
果実は痩果で、綿毛に包まれて風に散る。

※ キブネギク:シュウメイギク(AAnemone hupehensis ver. japonika)の別名。
       京都の貴船地方に多いことからで、紅紫色の花弁状の萼片が30個ほどある。
       本州、四国、九州の山野や里山に自生し、植栽もされる。 


主写真撮影日:2013-09-09   撮影地:東京都八王子市
撮影者:MOMO