タマサンゴ

学名:Solanum pseudocapsicum  

タマサンゴ(玉珊瑚)[別名:フユサンゴ、リュウノタマ] ナス科ナス属

ブラジル原産で、観賞用に栽培されているものが、野生化している常緑低木。

樹高は0.3-1m。葉は互生し、長さ5-10cmの披針形または長楕円形で、縁が波打つ。質はやや厚く光沢がある。花は葉と対生し、1-4個付く。花冠は直径12-15mmの白色、5深裂し、裂片が平開する。雄蕊は5個、花冠裂片と互生し橙色の葯が花柱の周りに接して付く。
花期は5-12月。
液果は径約15mmのやや縦長の球形の液果、黄色~橙赤色に熟す。種子は長さ約3.5mm、白色。

※ 名は、丸い朱色の果実を、加工した丸い珊瑚「タマサンゴ」に喩えたもの。冬に冬に果実をつけているためフユサンゴの別名がある。


主写真撮影日:2014-07-26   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO