タマスダレ

学名:Zephyranthes candida  

タマスダレ(玉簾) ヒガンバナ科サフランモドキ属

原産地は南アメリカ。明治初期に園芸用に導入された。全国で栽培され、人家付近でしばしば逸出して、野生化している。

丈は20-30cm。鱗茎は径約2cm。葉は直立して叢生し、長さ20-30cm、幅2-4mm、やや多肉質で細く扁平。花は単生し、径約6cm、白色。花披片6個。雌蕊1個、雄蕊6個。
花期は8-9月。
果実は径約1.2cm。

※ 名は、白い花を「玉」に、葉が集まっている様子を「すだれ」にたとえたことから。
 1つの花は2-3日で終るが、次々に開花し花期は長い。
 有毒植物(葉や鱗茎にリコリンというアルカロイドを含む)。ノビルと間違い易いため注意を要す。


主写真撮影日:2013-08-31   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO