ウリクサ

学名:Lindernia crustacea  

ウリクサ(瓜草) アゼナ科アゼナ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、 空地や畑・水田の畔道などに生育する1年草。

丈は5-10cm。茎は地をはって広がる。茎は4稜形、僅かに毛があり、分岐して四方へ広がる。葉は対生し、長さ0.7-2cm、幅0.6-1.3cm、柄があり、縁には粗い鋸歯がある。花は唇形で、長さは7-8mm。上唇は先が浅く2裂する。下唇は3裂し、中央の裂片に濃い青紫色の斑紋があり、花弁の縁の色がやや濃いという特徴がある。萼にも特徴があり、浅く5裂し、縦に5個の高い稜がある。雄蕊は4個、下側2個の基部に棒状突起が付く。
花期は8-10月。
果実は蒴果で、楕円形、萼にすっぽり包まれる。

※ 蒴果が長楕円形で、マクワウリに似ていることから。


主写真撮影日:2012-08-05   撮影地:神奈川県相模原市南区 相模原公園分園
撮影者:MOMO