ゲンノショウコ

学名:Geranium thunbergii  

ゲンノショウコ(現の証拠)[別名:ゲンソウ、ミコシグサ] フウロソウ科フウロソウ属

北海道・本州・四国・九州の山地の山野に生育する多年草。

丈は30-60cm。茎はやや地を這い、下向きの毛が多い。葉は掌状に3-5裂する。花は直径1.2-1.6cm、花弁5個、長柄の先に1-2個付き、白色~紅紫色、中間色のものもある。萼片5個、萼片の先に短い棒状の芒がある。萼片や花柄に腺毛があり、腺毛の量には変化がある。雄蕊10個、葯は青紫色。雌蕊1個、花柱は5裂する。
花期は7-10月。
果実は分果が5個の蒴果、果体の上に長い嘴があり、熟すと5個の分果が巻き上がる。種子は長さ1.7-2.2mm。

※ 東日本では白色、西日本では紅紫色のものが多い。
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主写真撮影日:2014-09-15   撮影地:神奈川県愛川町
撮影者:MOMO