トモエシオガマ

学名:Pedicularis resupinata var. caespitosa   

トモエシオガマ(巴塩竃) ハマウツボ科シオガマギク属

本州の中部地方以北の、亜高山帯から高山帯下の草地に生育する多年草。

花茎の丈は20-40cm。葉は互生するのが普通で、長さ3-8cm、狭卵形から披針形、縁は大きめで規則正しい鋸歯になる。苞は披針形。花は淡紅色で、茎の先端に付き、花冠の上唇は鎌形に曲がり、次第に先が細くなる。
花期は7-9月。
果実は蒴果。

※ 名は、花序を上から見ると巴形に見えることから。
 母種のシオガマギクの花冠は普通は巴状にはならない。稀に巴状になるものがあるが、茎の途中からも花を出す。


主写真撮影日:2013-08-25   撮影地:群馬県前橋市 赤城山
撮影者:MOMO