アズマヤマアザミ

学名:Cirsium microspicatum  

アズマヤマアザミ(東山薊) キク科アザミ属

本州の関東地方から中部地方の、山地の林内や林縁に生育する多年草。

丈は150-200cm。枝分かれが少なく、根生葉は花期にはない。茎葉は長楕円形で先が鋭く尖り、羽状に浅裂~中裂する。ときに深裂することもある。葉の基部は茎を抱かない。頭花は無柄~短柄、葉腋に1-3個集まって、上向き又は斜め上向きに付く。総苞は狭い円筒形、長さ15-20mm、幅7-10mm、密にくも毛がある。総苞片は11-12列で圧着する。
花期は8-11月。
果実は、痩果で灰褐色、長さ4mm、冠毛は長さ14-16mm。

※ 名は、四国・九州に分布するヤマアザミに似ていることから。


主写真撮影日:2014-08-26   撮影地:長野県松本市 上高地
撮影者:MOMO