学名：Clematis apiifolia
ボタンヅル(牡丹蔓) キンポウゲ科センニンソウ属本州・四国・九州の日照の良い草原や林縁に生育する、落葉蔓性半低木。
葉は1回3出複葉。小葉は長さ2-9cm、幅1.6-7cmの卵形、欠刻状の鋸歯があり、先が尖る。葉柄は長さ1.5-14cm。花は径約2cmの白色で、多数付く。十字形の花弁に見えるのは萼片で、萼片の外側に毛が生える。萼片は長さ6-14mm、幅2.2-4mm、先は鈍頭。雄蕊は多数、長さ4-10mm。
花期は8-9月。
果実は、痩果で長さ3～4㎜、楕円形～紡錘形、暗褐色、開出毛が密生する。花柱は果時に残り、長さ0.8-1.2cmに伸び、羽毛状になる。
※ 名は、葉の形がボタンに似ているため。
主写真撮影日：2013-08-11 撮影地：東京都八王子市
撮影者：MOMO