学名:Allium tuberosum
ニラ(韮、韭) ヒガンバナ科ネギ属本州・四国・九州・沖縄の、畑や道端などに生育する多年草。
花茎の丈は30-50cm。古くから栽培されていて、道端でも普通に見られる。全草が強く臭い(ニラ臭)、根茎がある。葉は幅3-6mmで扁平、先が鈍く尖る。花は散形花序につき、白色。花序の基部に2片に裂ける膜質の苞がある。花被片は6個、基部がごく短く合着し、先が尖った広披針形。雄蕊6個。子房は3室。
花期は8-10月。
果実は1室に1又は2個の種子が入り、熟すと3裂する。種子は長さ約3.5mmで黒色。
※ 原産地は中国西部で、弥生時代に渡来したという説が有力。
野菜として栽培もされる。
主写真撮影日:2013-09-01 撮影地:神奈川県相模原市緑区
撮影者:MOMO