オオキバナカタバミ

学名:Oxalis pes-caprae  

オオキバナカタバミ(大黄花片喰、大黄花酢漿草)[別名:オキザリス・セルヌア] カタバミ科カタバミ属

南アフリカに自生し、世界各地で観賞用に栽培されている草花で、本州中部以南・四国・九州の、市街地の道端などに生育する多年草。

丈は15-30cm。全体に無毛。葉は3出複葉。葉には紫褐色の斑点が多数あり、小葉の基部も紫褐色を帯びる。小葉は長さ0.8-2cm、幅1.2-3.2cm。葉柄は長さ3-10cm。花茎の先に数個、花が固まって付く。花は黄色、径3-4cm、花弁5個。萼片は5個、先端に対の橙色のカルスがある。雄蕊10個、うち5個が長く5個が短い。葯は橙黄色。雌蕊1個、雄蕊より短く花柱5個。
花期は3-6月。
果実はほとんどできない。

※ 園芸名は、オキザリス・セルヌア、オキザリス・ペスカプラエと呼ばれる。


主写真撮影日:2015-03-22   撮影地:神奈川県逗子市
撮影者:MOMO