ウド

学名:Aralia cordata  

ウド(独活) ウコギ科タラノキ属

北海道・本州・四国・九州の、林縁の日照の良い場所か半日陰の傾斜地などに自生する多年草。

高さは1-1.5m。花以外は全体に短毛が生える。葉は互生し、長柄があり、2回羽状複葉で、小葉は5-7個付き、卵形で鋸歯がある。両面に短毛がある。茎の上部で分枝し、球状の散形花序が多数円錐状についた大型の花序を出す。花は淡緑色5弁花で径約3mm、雄蕊5個、花柱5個がある。子房は下位。雌雄の別があり、上部に両性花序、下部に雄性花序を付ける。
花期は8-9月。
果実は液果、卵球形で径3mm、黒紫色に熟す。

※ 香りが強く、山菜として好まれる。また、根は独活(どくかつ、どっかつ)と呼ばれ、薬用にもなる。


主写真撮影日:2013-09-29   撮影地:神奈川県伊勢原市
撮影者:MOMO