学名：Fritillaria camtschatcensis var. keisukei
ミヤマクロユリ(深山黒百合)[別名：クロユリ] ユリ科バイモ属北海道・中部地方以北の本州の、高山帯から亜高山帯の草原に生育する多年草。
丈は10-50cm。葉は3-5個が輪生し、2-3段につく。茎の先に1-2個の暗紫褐色の花をやや下向きにつける。花は雄花と両性花がある。花被片は6個で、黄色の細かい斑点があり、内側は色が薄く斑点が目立つ。
花期は6-8月。
果実は蒴果になる。
※ 近似種
エゾクロユリ ：北海道の低地で見られ、大きく花数も多い。染色体は3倍体(ミヤマクロユリは2倍体)。
キバナクロユリ：花が黄色。
主写真撮影日：2014-07-28 撮影地：岐阜県高山市 乗鞍岳畳平
撮影者：MOMO