ヒメジョオン

学名:Erigeron annuus  

ヒメジョオン(姫女苑) キク科ムカシヨモギ属

北アメリカ原産の帰化植物で、北海道・本州・四国・九州の、日照の良い道端・荒地・空地などに生育する一年草。

丈は30-150cm。茎は粗い毛が疎らにあり、直立して分枝し、中心部は白色の髄が詰まる。根生葉は長い柄があり、普通、花期にはない。上部の茎葉は披針形で、先が尖り、ほぼ無柄。下部の葉は幅が広く卵形で基部が狭まり、翼のある柄のようになる。葉縁の鋸歯の先が鋭く、葉の基部は茎を抱かない。頭花は直径1.5-2㎝。舌状花は白色~淡青紫色で雌性、雄蕊なく冠毛は短い。筒状花は黄色で両性、長さ約2㎜の冠毛がある。
花期は6-10月。
果実は痩果、長さ約0.8mmの長楕円形。

※ 要注意外来生物指定。
 1920年頃に鑑賞用として移入された。


主写真撮影日:2012-06-11   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO