カワラマツバ

学名:Galium verum var. asiaticum f. nikkoense  

キバナカワラマツバ(黄花河原松葉) アカネ科ヤエムグラ属

北海道・本州・四国・九州の、日照の良い乾いた草地に生育する多年草。

茎の丈は30-80cm。茎はヤエムグラ属には珍しく、断面が円形で直立する。葉は長さ2-3㎝の線形、2個が対生し、同形の托葉がつき、6-10個の輪生となる。葉の裏側に短毛が生え、茎にも細い毛が生える。葉脇から円錐花序を出し、多数の花をつける。花冠は径約2㎜、黄色で4裂し、開出する。
花期は7-8月。
果実は2分果で、無毛。

※ よく似た黄色花のものはキバナカワラマツバで、分類学上は本種の母種。
 似たものは他に、エゾノカワラマツバとチョウセンカワラマツバがある。
  エゾノカワラマツバ  :花色は白、果実に毛が多い
  チョウセンカワラマツバ:花色は黄、果実に毛が多い


主写真撮影日:2013-07-21   撮影地:長野県茅野市 白樺湖湖畔
撮影者:MOMO