マンセンカラマツ

学名:Thalictrum aquilegiifolium var. sibiricum  

マンセンカラマツ(満鮮唐松) キンポウゲ科カラマツソウ属

本州・四国・九州の、山地の草地や林縁に生育する多年草。

丈は50-200cm。茎は上部で分枝し、全体に毛や腺毛はない。茎葉は3-4回3出複葉で、托葉は大きく膜質で、小托葉も目立つ。茎の先端に複散房状花序を出し、白色または淡紫色を帯びた小型の花を多数付ける。
花期は6-8月。
痩果は10個以下(普通5-6個)で、倒卵形、先端は切形となる。

※ 名の、マンセンは、満州、朝鮮半島を意味し、朝鮮半島や大陸まで広く分布している。日本では、絶滅危惧種としている府県もある。


主写真撮影日:2013-07-07   撮影地:長野県松本市 白骨温泉
撮影者:MOMO