学名:Acanthaceae
キツネノマゴ科
シソ目に属する双子葉植物。
草または低木からなる。多くは熱帯産で、中南米、東南アジアなどに多いが温帯にも僅かにある。葉は単葉で対生する。花は葉腋につき、または穂状花序を作って花の付け根に苞葉がある。苞葉が美しく色づくものもある。がくは4-5裂し、花弁は筒状で、先はシソ科に似た唇状、あるいは5裂する。雄蕊は花弁につく。子房は上位で2室からなり、果実は蒴果で2つに割れる。
全地球的には約230属4000種ほどが存在する。
日本には、キツネノマゴ、ハグロソウ、スズムシバナなど数種の自生種がある。