ヤブハギ

学名:Hylodesmum podocarpum subsp. podocarpum  

ヤブハギ(藪萩) マメ科ヌスビトハギ属

北海道・本州・四国・九州の、山地の半日陰で湿り気のある場所に生育する多年草。

丈は50-100cm。茎は直立し、あまり分枝せず、葉が葉は茎の中央から下に集まって付く。葉は互生し3出複葉、葉柄が長く、質が薄く、毛が少ない。小葉は中央より基部に近い側で最も幅が広く、葉脈は葉の縁まで届く。頂小葉は長さ4-7㎝、幅3.5-6㎝。花は蝶形花で淡紅色、長さ3-4㎜と小さく、細長い花序に疎らに付く。
花期は7-9月。
果実は節果で、2個が連なりくびれが深い。

※ 似たものに、ヌスビトハギ、マルバヌスビトハギ、オオバヌスビトハギなどがある。
 ヌスビトハギはよく似ているが、茎はよく分枝し、葉が茎全体に分散して付く。


主写真撮影日:2012-07-19   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO