学名：Mertensia pterocarpa var. yezoensis
エゾルリソウ(蝦夷瑠璃草) ムラサキ科ハマベンケイソウ属北海道の中央高地・夕張山地・日高山脈などの岩場や草原に生育する多年草。
丈は20-40cmで、根本の葉は卵円形で、長い柄があり、その間から何本かの茎を出す。茎葉は卵形で長さ3-5cm、幅2-3cmあり、基部は心形となる。上部の葉は無柄。茎も葉も粉をまぶしたしたような緑色。花序には10個前後の花を付ける。花冠は青紫色で先は5浅裂し、筒型で長さは1-1.2cm。萼は長さ4-5mmで5深裂し裂片は線形になる。
花期は花期は7-8月。
果実は4分果となる。
※ 環境省のレッドリスト(2007)、絶滅危惧ⅠA類に登録されている。
主写真撮影日：2014-06-15 撮影地：神奈川県箱根町 箱根湿性花園
撮影者：MOMO