コデマリ

学名:Spiraea cantoniensis  

コデマリ(小手毬) バラ科シモツケ属

中国中南部の原産で、観賞用に植栽される落葉低木。古くから庭木として親しまれている。

樹高は1.5-2m。葉は互生。葉身は長さ1.5-2cmの菱形状披針形または菱形状長楕円形。先端は尖り、基部は楔形。縁の上半部は欠刻状の鋸歯がある。裏面は粉白色を帯びる。葉柄は長さ4-7mmで無毛。春、枝先に散房状花序を出し、径1cmほどの白い花を多数付ける。雄蕊は20個程あり、花弁より短い。
花期は4-5月。
果実は袋果。長さ約23mm、6-8月に熟すと裂開する。

※ 名は球形になる花序を小形の手毬に見立てたもの。


主写真撮影日:2013-07-07   撮影地:長野県松本市 白骨温泉
撮影者:MOMO