カスマンティウム・ラティフォリウム

学名:Chasmanthium latifolium  

カスマンティウム・ラティフォリウム(Chasmanthium latifolium)[別名:シュッコンコバンソウ、ワイルドオーツ、グリーンスケール] イネ科カスマンティウム属

アメリカ合衆国の南東部からメキシコが原産で、観賞用に栽培される多年草。僅かながら野生化もしている。

丈は50-100cm。叢生する株になる。葉は互生し、線形~狭披針形。茎先に数個の長さ3cm程の扁平で楕円形の小穂が下垂する。小穂は秋には赤から銅色に色を変え、冬まで残る。
花期は7-8月。

※ YListでは和名未定義。
ニセコバンソウと呼ばれることもあるが、ニセコバンソウはヨーロッパ原産でスズメノチャヒキ属の学名Bromus brizaeformisの標準和名になっている。B. brizaeformisは、この種より、小穂が細長く護穎の先端が尖り、僅かに芒がある。


主写真撮影日:2013-07-09   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO