マメヅタ

学名:Lemmaphyllum microphyllum  

マメヅタ(豆蔦)[別名:マメシダ、マメゴケ] ウラボシ科マメヅタ属

関東地方以西の本州・四国・九州・沖縄の、山地の樹木や岩に茎を這わせる着生植物。

根茎は細く、長く匍匐し、鱗片はわずか。葉は栄養葉と胞子葉の二型がある。栄養葉は多肉質で、葉身が長さ1-2㎝、幅1-1.5㎝の円形~円状卵形、葉柄はほぼ無柄。胞子葉は長さ2-5㎝、幅0.3-0.6㎝の長楕円形で基部がしだいに細くなって長さ3-8㎜の葉柄に続く。ソーラスは線形、中肋をはさんで2列につき、熟すと全体に広がり、溢れるほどになる。包膜は無い。

※ 胞子葉は常時は見られず、冬期に成長する。


主写真撮影日:2014-04-10   撮影地:神奈川県山北町
撮影者:MOMO