キョウチクトウ

学名:Nerium oleander var. indicum  

キョウチクトウ(夾竹桃) キョウチクトウ科キョウチクトウ属

インド原産で、観賞用に栽培される常緑小高木。

樹高は5m程になる。株立ち状になり横長の丸い樹冠をつくる。葉は通常3個ずつ輪生する。葉身は長さ6-20cm、幅1-2cmの狭長楕円形。両端は尖り、縁は全縁。厚い革質で、両面とも無毛。表面は光沢がある。初夏、枝先に集散花序を出し、次々に花を開く。花色は桃色、赤色、白色など。花冠は径4-5cmの高杯形で、上部は5裂して平開する。八重咲きの品種もある。
花期は6-9月。
果実は袋果。長さ10-14cmの線形で直立して付く。熟すと縦に裂開し、長い褐色の綿毛を持った種子が現れる。

※ 有毒植物。


主写真撮影日:2014-06-04   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO