アカマツ

学名:Pinus densiflora  

アカマツ(赤松)[別名:メマツ、オンナマツ] マツ科マツ属

北海道南部・本州・四国・九州の、ブナ帯以下の山地に生育する常緑高木。尾根筋や岩山など土壌が痩せたり乾燥している場所にも育つ。

樹高は大きいものでは25mに達する。樹皮は赤褐色で、老木では赤味がかった褐色で深い割れ目ができる。葉は2葉性で長さ7-12cm。横断面は半円形で、幅0.7-1.2mm。雌雄同株で、新枝の基部に淡黄色の雄花が多数付き、先端に雌花が2-3個付く。
花期は4-5月。
果実は球果で、長さ4-5cmの卵形。種鱗は楔形で、外観は菱形になる。翌年の秋に熟すと、種鱗が開き種子を落とす。

※ アカマツの名は、樹皮に赤味があることから。またメマツはクロマツ(別名:オマツ)と比べ、葉が柔らかいことから。
 樹形を整え易いため、庭木や盆栽にも使われる。


主写真撮影日:2014-05-17   撮影地:神奈川県相模原市緑区
撮影者:MOMO