セイヨウアブラナ

学名:Brassica napus  

セイヨウアブラナ(西洋油菜) アブラナ科アブラナ属

原産地は北ヨーロッパからシベリアにかけての海岸地帯の帰化植物で、種子から油をとるため栽培された。現在は北海道・本州で河原や線路沿いに野生化して群生する越年草。

丈は0.5-1m。葉や茎葉は薄っすらと白粉を塗ったように白っぽく、上部の葉は無柄で基部が広く茎を抱く。花は鮮黄色、萼は開花時にはほとんど直立して相接し、花弁は長さ10-18mm。
花期は3-4月。
果実は長さ5-10cm、先には長さ5-5mmの嘴を持つ。

※ 良く似たセイヨウカラシナの葉の付け根は茎を抱かない。
明治初期にヨーロッパから移入。


主写真撮影日:2014-04-10   撮影地:神奈川県南足柄市
撮影者:MOMO