コメツブツメクサ

学名:Trifolium dubium  

コメツブツメクサ(米粒詰草)[別名:コゴメツメクサ、キバナツメクサ] マメ科シャジクソウ属

ヨーロッパ、西アジア原産の帰化植物で、道端や河原などに生育する1年草。

丈は20-40cm。茎は、よく分枝し、疎らな毛がある。葉は3小葉からなり、葉柄は長さ2-5mmと短い。小葉は長さ0.5-1cmの倒卵形。小葉の先端は凹み、低く不ぞろいの鋸歯がある。托葉のふちは切れ込まず、下半部で葉柄と合着する。葉脇に花序を出し、長さ3-4mmの小さい蝶形花を5-20個、直径7mm程の球状に付ける。
花期は5-9月。
花は短い花柄があり、花の後、下を向く。果実は豆果で、枯れた花弁に包まれて成熟し、長さ約2mmの楕円形。中に種子が1個入る。

※ 名は、、シロツメクサに似ているが全体に小さいことに由来。
良く似たコメツブウマゴヤシは、葉に毛が多く、花が終わると花弁が落ちる。


主写真撮影日:2013-05-04   撮影地:神奈川県相模原市南区 古淵鵜野森公園
撮影者:MOMO