ジロボウエンゴサク

学名:Corydalis decumbens  

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索) ケシ科キケマン属

関東以西の本州・四国・九州の林縁の木の下・野原などに生育する多年草。半日陰の湿り気のある所を好む。

丈は10-20cm。茎は細くてしばしば斜上する。葉は、長さ7cm前後、2回3出複葉、小葉はさらに3裂するのが普通、細かい裂け目はなく、裂片は、幅3-7mm、長さ1-2cmほどの狭楕円形。数cmの長さの花序を茎頂に出し、長さ2cmほどの筒状の細長い花を数個から5-6個付ける。花色は紅紫色~青紫色。
花期は3-5月。

※有毒。次郎坊は太郎坊(スミレ)に対する伊勢地方の呼び名。延胡索はこの仲間の漢名。


主写真撮影日:2012-03-24   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO