ヤハズエンドウ

学名:Vicia sativa subsp. nigra  

ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)[別名:カラスノエンドウ] マメ科ソラマメ属

本州・四国・九州・沖縄の、道端や野原の日照の良いところに生育する越年草。

丈は60-150cmに達する。茎には巻きひげがあり、近くのものに絡みつくこともあるが大体は直立する。茎は全体に毛があり四角柱状。葉は互生し、3-7対の小葉からなる羽状複葉。小葉は狭倒卵形。花は通常紅紫色、長さ12-18mm、、小花柄があり葉腋に1-3個ずつ付く。
花期は3-6月。
豆果は長さ3-5cmで無毛、5-10個の種子を入れ、黒熟して裂開する。

※ 植物学の標準和名はヤハズエンドウだがカラスノエンドウの名が一般的、希に白花が見られる。


主写真撮影日:2012-04-19   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO