ニワトコ

学名:Sambucus sieboldiana var. pinnatisecta  

ニワトコ(接骨木、庭常) レンプクソウ科ニワトコ属

本州・四国・九州の、山野の林縁の湿気がり日照のよい所に多い落葉低木または小高木。

樹高は2-6m。下部からよく分枝し、枝は放物線型に伸び、独特な樹形になる。樹皮は黒灰色。厚いコルク質があり、深くひび割れる。枝は褐灰色。若い枝は緑色で、ほとんど無毛。褐色の太い髄がある。葉は対生。奇数羽状複葉で長さ8-30cm。小葉は長さ3-10cmの長楕円形。先は鋭く尖り、基部は円形~くさび形。縁には細かい鋸歯がある。葉形や毛の有無などは変異が多い。新枝の先に直径3-10cmの円錐花序をだし、径3-5mmの小さな花を多数付ける。
花期は4-5月。


主写真撮影日:2012-04-12   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO