学名：Corydalis incisa
ムラサキケマン(紫華鬘)[別名：ヤブケマン(藪華鬘)] ケシ科キケマン属北海道・本州・四国・九州・沖縄の平地や山麓の、やや湿ったところに生育する越年草。
丈は20-50cm。葉は根元と茎に付き、2-3回羽状に細かく裂け、裂片はさらに深く切れ込む。筒状の花は長さ12-18mm。
花期は4-6月。
果実は蒴果で、線状長楕円形で吊り下がる。熟すと果皮は勢い良く巻き上がり、種子を弾き飛ばす。
※ 白い花は、紫華鬘の品種でシロヤブケマン(白藪華鬘)。なお紫が全く無いユキヤブケマンもある。
華鬘とは仏殿の欄間などの装飾具。
有毒植物。
主写真撮影日：2013-04-11 撮影地：東京都八王子市
撮影者：MOMO