マグワ

学名:Morus alba  

マグワ(真桑)[別名:クワ、カラクワ] クワ科クワ属

中国原産で養蚕のために植えられ、各地で野生化している雌雄異株の落葉高木。

高さは10-15m。樹皮は灰褐色で縦に不規則な筋がある。葉は互生し、長さ7-20cmの卵形~広卵形。先は短く鋭くとがり、基部は円形~浅い心形。粗い鋸歯。雄花、雌花とも本年枝の下部の葉腋から出る花序につく。黄白色の花で花弁はない。雌花の花柱は短く先端は2裂する。
花期は4-5月。
集合果は楕円形で、6-7月に赤色から黒く熟し、食用になる。

※ 桑には、ほかに在来種のヤマグワ(山桑)がある。ヤマグワは、雌花の花柱が長く、実になっても残る特徴がある。


主写真撮影日:2013-04-27   撮影地:東京都町田市 野津田公園
撮影者:MOMO