アミガサユリ

学名:Fritillaria verticillata  

アミガサユリ(編笠百合)[別名:バイモ、テンガイユリ] ユリ科バイモ属

中国原産の帰化植物で、漢方薬用に中国から移入され、野生化もしている半蔓性多年草。

丈は30-60cm。葉は広い線状で3-5枚が輪生し、上部では線状葉となり互生し、先が巻きひげになる。直立した葉腋から釣鐘状の長さ2-3cmの花をやや下向きにつける。花被片は6個、外面は緑色の平行脈が走り、内面は紫色の網状紋が入る。
花期は3-4月。

※ 梅雨の時期から地上部が枯れて休眠する。
 乾燥させた鱗茎が、生薬「貝母」になる。


主写真撮影日:2012-04-19   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO